[グリーン/Green river ユタ州]
別名「トラウトファーム」トラウト牧場。
1マイル(1.6km）に約8000から14000匹の魚がいると言われています。（Aセクション）距離あたりに何匹の魚がいるか、なんて数値にするところは数字が大好きなアメリカらしい表現の仕方ですが(^_^)アメリカ内でも一番、2番を争う（ニューメキシコ州のサンワンが一番という話もあり）
魚影の濃さを誇ります。
ユタ州の北のてっぺんにある豊富な貯水量のフレミングゴージ/Flaming
Gorge（なんと全長144km）のダム下(テイルウオーター）のグリーンは水量もたっぷりの1500-2000cfs(30cm立方体が1秒間にいくつ一杯になるか）、これだけの大きな水量が年間を通して供給されると魚だけではなくて虫の量もちょっと半端ではありません。この豊かな年間を通して安定した水量、そして虫があってこれだけの魚を育むことができるのですね。
川は大きく分けてA,B,Cの3セクションに分かれています。Aセクションの8マイルは川沿いにハイキングルートがあるので全て見て、釣り歩くことができますが、なんせ大きな渓谷を流れているのでハイキングルートから一気に深みになりウエイディングが難しいのと、バックキャストを取りにくいのでのびのびとラインを振れるところが少ないのが難点です。気持ち良くウエイデイングが出来るところはリトルホール（Little Hole)付近かな。しかし混むことがあるのでほとんどの人はボートからの釣りを楽しんでいます。特にBセクションはボート以外のアクセス(ハイキングでのアクセスは可能）は無理なのでガイドさんを頼むこととなります。
確かに魚は多いのですが、オーモリから見ればちょっと多すぎてウンザリすることもあります(^_^)なんでこんなに魚がいるの、なんて怒ってしまう程。まあ、贅沢は言ってはいけないのですが、、、 夏のハイシーズンは超混み混みです、、、Aセクションのボートを降ろすところなんて混み過ぎてちょっと殺気立つ程ですし、川に出たら出たでボートの取り扱いになれていないシロウトさんが他のボートに近づきすぎなんてことも見かけます。ヤレヤレ。
グリーンの一番の楽しみ方はボートを使って下りながらライズやリッフルウオーターを探して、そこでボートを降りてウエーディングでの釣りだと（まあ、このやり方はグリーンに限らずどの川でもオーモリのスタイルなのですが）思います。この方法ならどんなに川が混んでいても大丈夫。ボートはウエーディングをしているポイントには流してこないエチケットを守っているからです。
混んでいるシーズンをうまく外すば、これだけの川を独り占めも可能です。実際にオーモリは6月や10月に他のボートを2漕しか見ないことがありました。静かだったな〜、あの日は。勿論釣りは最高でした、だってあれだけ魚がいるんだもの。エメラルドグリーンのジンクリアの透ききった水のなかにいるトラウト相手のサイトフィッシング。ドライで上がってこなかったらニンフを目の前に流してあげて、、、ユタ州のグリーンリバー、オーモリが一押しでお薦めします。
-アクセス/アコモデーション-
最寄りの空港はソルトレイクシティ国際空港。ソルトレイクからグリーンリバーまでは車で200マイル(320km）片道3時間30分です。ソルトレイクから日帰りでやって来る人も結構多いです。またソルトレイク市内のフライフィッシングショップを通してガイドを雇うとお泊まりのホテルまでガイドさんが迎えに来てくれ、一日が終わるとホテルまで送ってくれます。ガイドさんへのチップは忘れずに(ガイド料金の10-20%が適当です）
川に近い宿泊設備はダッチジョン（Dutch John)にあるフレミングゴージロッジ（Flaming
Gorge Lodge)かレッドキャニオンロッジ（ここの宿泊設備はジミーのお薦め！フレミングゴージ・ロッジよりいいです。しかし川からちょっと、車で２０分と遠いのが？？Red
Canyon Lodge)をお薦めします。オーモリはいつも沢山あるキャンプ場のひとつを利用しています。サイトによってはちゃんとシャワーもあるところがあるのでキャンプ生活も快適そのものです。
この一帯をまとめたマップはこちら。
-ショップ-
Flaming
Gorge Lodge/Dutch John
Trout Creek Flies/Dutch
John（周辺のフライフィッシング・ショップとしてNo.1)
Spinner
Fall Flyshop/Salt lake City
これは動画です(1.5MB)
これは動画です(1.5MB)
これは動画です(1.5MB)
こちらのブログにも写真とグリーンについてのトピックが載っています。
アメリカントラウト 2002
