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[ミズーリ/Missouri River]

(それぞれの写真をクリックすると大きな画像で楽しめます)
豊富な貯水量を誇るホルターダムから4,000cfs(時として9,000cfs以上!、ヘンリーズフォークは夏期平均1,000cfs)のコントロールされた放水があるミズーリ川のニックネームは「マイティ・モー Mighty Mo、偉大なミズーリ」として世界中のフライフィッシャーマンが訪れます。

年間通して安定した水量、水質、水温が提供される典型的なダム下の釣り「テール・ウォーター」なのでトラウト達にとっては最高のコンディションが通年、提供されているわけです。
魚の数は4,000匹/1マイル(1.6km)!!、と言われてもちょっとピンとこないですよね、
「9フィートのロッドの長さの流れに7匹、それも平均40cm、中には50cmオーバーのレインボーとブラウンが居る」と考えていただければわかりやすいかな? 夏のトライコにシッピングライズしているレインボー軍団を見ればどれだけ魚がギッシリ入っているか納得できるはず。

マイティ・モーのニックネームは川のサイズだけに付けられたものではありません、ここのレインボーとブラウンはたっぷり太って、そのファイトは特筆もの。ジミー大森はミズーリで釣るときには6xテッペットは持って行きません(笑)、5xでハッキリ言って揚がるかどうかギャンブル、4xでスリル満点、3xで走りをちょっとコントロールできるかも? 

魚の強さ+流れの重さ+ラインに絡む藻(笑)=マイティ・モー、なのです。

4月からミッジのハッチが始まり、5月には春のベイティス(コカゲロウ)、6月にはカディスとペールモーニングダン、7、8月にはトライコ、下流部ではアントとホッパーのテレストリアル、9月には秋のベイティスと、シーズン通して繊細な、かつ豪快なドライフライの釣りが楽しめるミズーリは「ドライフライ・メッカ」としても有名です。

アメリカ政府の特命を受けた若いコンビ(その時まだ30歳前後)ルイス&クラーク率いる調査隊(このホームページ一見の価値あり)がミシシッピ川を遡ってミズーリ川に入って来た200年前の1805年とほぼ同じ様子、雰囲気を保っているその流域は「最後のモンタナらしいモンタナ」とも呼ばれ、ロッドを振る手を休めて回りを見渡すとさすがにその雄大なランドスケイプに圧倒されます。そして川面に目を落とすと静かにPMD(ペールモーニングダン)にグループ・ライズしている魚たち、頭上にはモンタナ名物の蒼いビッグ・スカイが広がりペリカンやミサゴもゆっくりとグライドしている、、、

ダム下でテール・ウォーターには違いないけど、その流れや藻の生え方、川全体が「世界最大のスプリングクリーク」となっているミズーリ、繊細なマッチ・ザ・ハッチのドライフライの釣りを腰を据えてじっくり楽しみたい方にお薦めします。


-アクセス/宿泊-
クレイグ Craigに一番近い空港はヘレナ Helena(車で40分)、ボウズマンからは車で2時間30分

数日ミズーリを釣るなら宿泊はクレイグ Craigかウルフクリーク Wolf Creek周辺が便利です。
The Trout Shop -Craig ショップも宿泊もお食事もすべて提供しています。
Montana River Outfitters - Wolf Creek

-ガイドサービス-
とても大きいミズーリを効率よく釣るにはボートを持っているガイドサービスは必須です。

Renegade Outfitters - Bozeman スチュワート ドミニクのガイドサービスです。日本人ご利用ゲスト多し
The Trout Shop -Craig ショップも宿泊もお食事もすべて提供しています。
Montana River Outfitters - Wolf Creek
Jacklins - West Yellowstone ジミー大森もミズーリでのガイドサービスを提供しています


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