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[マディソン/ Madison River]
リバージャーナルでもマディソンを紹介しています


アメリカ西部を代表するフライフィッシング・ウォーターをひとつ挙げろ、と言われれば「マディソン」と答えざるを得ないでしょう。アースクエイク(地震で地崩れしてできた)湖からエミス町までの流れを「50マイルリッフル」と呼び変化に富んだ素晴らしい流れが約80キロに渡って続きます。誰でも自由に釣ることが出来るパブリックアクセスも沢山あり、マディソン名物の大きなドライ(#6-10)をシームに流せばドーンとレインボーが出てくる、ああスゴイ川だな〜、とジミー大森はいつも感心させられます。

ウィーリングデジィーズで川にいたレインボーの90%以上が死んでしまったマディソンもいろいろな研究によって対処方法が増え、2004年には一昔前以上の素晴らしいフライフィッシング・リバーとなって復活しています。

5-6月には下流から上がってくるサーモンフライがエニス町を通り越してマディソンの上流に上がってくると俄かにマディソンだけではなくアメリカのフライフィッシング界が活気ずきます。それは夏のフライフィッシング・シーズンの到来です。サーモンフライの後にはカディス、ベイティスそしてペールモーニングダンと続くハッチに魚はよく反応してくれます。

主なハッチは冬期のミッジから始まり、春のベイティス(コカゲロウ)、6月のサーモンフライ、ペールモーニングダン、夏のカディス、秋のベイティスと休みなく続きます。
流れが早く一見単調に見える流れも実際にフライを流してみるとなかなか難しいドリフト。リッフル(早瀬)でライズ見つけるのも難しく、魚も思った以上にセレクティブで流しているフライとその流し方で釣果が変わってくるシビアな(だからこそ面白いのですが)一面をも持っています。

日本からのフィッシャーマンに知られていないのが9-10月秋のブラウンです。これはイエローストーン国立公園内のギボン川とファイアーホール川が混じりあってマディソンとなる所から公園内の流域にヘブゲン湖から産卵の為に上がってくる大きなブラウンをストリーマーで狙う釣りです。マジにデカイ50-70cmの迫力あるブラウンを釣り上げてみたい方にお薦めします。 それとマディソンの冬季の釣りも無視出来ません。ミッジのハッチがうまくあると冬季でも40-50cm級がライズしていて面白い釣りが楽しめます。

機会があれば是非Lyon Bridgeから下流の「フロートトリップ」をお試しを。「ドリフトボート」を使って軽快に川を流れ下っていくアメリカならではのフライフィッシングの楽しみ方です。ボートに乗りながら各ポイントをエルクヘアー・カディスで叩いていくといきなり45cmのブラウンがアタック! これはハマリますよ。上の写真はフロートトリップで取ったものです。

その景色だけをみているだけで心が洗われるような広大なマディソン・ヴァレー、気持ちよく流れる豪快な水量、これこそアメリカ西部モンタナ!!と雰囲気と釣りのすべてを楽しめる川はここ以外にありません。

マディソンをもっと知りたい方は
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(それぞれの写真をクリックすると大きな画像になります)

わかりやすいマップはこちら

-アクセス/アコモデーション-
最寄りの空港はボウズマン(Bozeman)にあるギャラティン空港(Gallatin)。そこから2時間強のドライブ。またマジソンの他にアイダホ州ヘンリーズフォーク、ギャラティン、イエローストーンパーク内を釣るならウエスト イエローストーン(West Yellowstone)をベースにしたほう
が便利です。

-ショップ-

ジャクリンズ(Jacklin's/W.Yellowstone)
ブルーリボンフライ(Blue Ribbon Flies/W. Yellowstone)
バドリリートラウトショップ(Bud Lily Trout Shop)
アーリックフライショップ(Arrick's Fly Shop)
マジソンリバーアウトフィッターズ(Madison River Outfitters)

-宿泊-
ウエスト イエローストーン内


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