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[ビッグホーン/Big Horn River]
ビッグホーン 2004年5月(エッセイ)はこちら
リバージャーナルでもビッグホーンを紹介しています


毎年1回はいかないとなんだか落ち着かない、いや行かなくてはいけない川のひとつがこのビッグホーンです。コロラドからボートを引っ張っていって約9時間のドライブ。キジが沢山いる(ところでキジの鳴き声を聞いたことありますか?本当にケーンケーンと鳴くんです)穏やかな山々を抜け、高原を走っていくと突然大きな青い見るからに冷たそうな川にあたります。アメリカ西部ってこうゆうパターンが多いんですよね、こんな所に川があるの?って感じの高原/草原をドンドン行くとバーンと川が出てくるという。

ビッグホーンも例にもれずここもダム下のテールウオーター。1967年に出来たイエローテールダムから流れだす2000-2500cfsの安定した水量と豊富な水草(スカッドが沢山)長いフリーストーンのリッフル(PMDがこうゆう早い流れを好む)バックエディの緩い流れには無限と思えるほどのミッジ、それにベイティス、トライコ、カディス、ホッパーにビートル。これだけ揃っていたら後はもう(^_^) 肝心なトラウトはな、ナント10,000トラウト/マイル、わかりやすくメートルに直すと1.6mの間に10匹のトラウトがいることになります。このトラウトは22cm以上のものだけカウントしたものでそれ以下のトラウトも合わせるとどれだけの数になるやら、、なんでこれだけトラウトが増えた理由の一つに1975-81年の間がインディアン移住区規則のために禁漁になっていたということが挙げられます。

ビッグホーンを訪れていつも驚くのはその水のきれいさ。ジンクリアーというにふさわしい透き切った水にモンタナビッグスカイの青空、心が洗われます。そして回りの広々としたランドスケイプ。のびのびとフライフィッシングを楽しむには最高の環境です。

しかし苦言を少々。
おなじみのごとく夏のハイシーズンは混んでいるのです。ボートの数も半端ではなくPMDが沢山いることで有名なリッフル地帯にはボートがズラーと並び、その上流にはそのリッフル地帯に入ろうとする他のボートが待機しているほどです。魚が溜まっているバックエディーにはボートが割り込んでこようとするし、ウエーディングでのアクセスが簡単な3マイルはやっぱり人が溜まっています。幸いが川が広く、ボートの相当数出ていてもそれほど混んでいる印象が無いのは助かります。そして3マイルアクセスから13マイルアクセスはその上流部よりはいつも空いているのでオーモリはそこをお薦めします。
後は夏の暑さには死ぬ(^_^)ことがあります。回りは砂漠ではないのですが夏は暑く冬は寒い典型的な盆地気候となり7-8月は日中40度を越えることもままあります。釣りに出るときはお水を忘れずに。そんな猛暑の中でも水温は7-9度なのがビッグホーンのスゴイところなのですが。

最後にお泊まりはフォートスミスが便利ですが、このフォートスミスはインディアン移住区に定められているのでアルコール類を購入できないのです。よって冷たいビールが切れるとツライのです。ビールを買える一番近い町ハーディング(Harding)まで約40分のドライブ。お気をつけて(^_^)

フライショップ.com(Flyshop.com)でもビッグホーンを紹介しています。(英文だけどとてもよく出来ているリポートです)

わかりやすいマップはこちら。詳細なマップをダウンロード(pdf 1.4MB)

-アクセス/アコモデーション-
最寄りの空港はビリングス国際空港(Billings)。そこから2時間強のドライブ。もよりの町はハーディング(Harding)ですが、そこに泊まるよりは川のすぐ近くの フォートスミス(Fort Smith) に泊まった通った方が便利でしょう。

フォートスミスでのお泊まりは贅沢なロッジから気軽なモーテルまであります。
ビッグホーントラウトショップ(Bighorn Trout Shop)オーモリの一押し推薦
ビッグホーンリバーロッジ(Big Horn River Lodge)
ビッグホーンフライタックルショップ(Bighorn Fly and Tackle shop)

-ショップ-
ビッグホーンフライタックルショップ(Bighorn Fly and Tackle shop)/Fort Smith
ビッグホーントラウトショップ(Bighorn Trout Shop)/Fort Smith


(それぞれの写真をクリックすると大きな画像で楽しめます)


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