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リールについて

リールはただの糸巻き・ラインを収納しておくだけのもの、ではありません。
リールは(特に大物がかかった時の)重要な道具の一つです。しっかりしたスムースなドラッグが素早く微調整出来るようなリールをお薦めします。
ドラックを最大にしているときと最小にしているときに、あまりその差がないようなリールは(よくありますよね、そのようなリール)どうぞ日本に置いてきてくださいね、使い物になりませんから。
ジミーも含めてプロ・ガイドは貴方のラインをしっかり持った左手を全く信用していません(笑)
引っ張れればなおさら固くラインを握ってしまう、その左手に何回泣かされたことか、、、
魚を走らせなくてはいけない状況で落ち着いてスムースにラインを出せるエキスパートの方でも、魚が下流に走ってしまい追っかけなくてはならない状況の時に、ラインに気を取られながらゴツゴツした滑りやすい大きな岩が入っているマジソン川や絡まる藻に足を取られながらのヘンリーズフォークを魚を追いかけて歩く時には(お願いですからフッキングした後に川の中を走るのは止めてください、怪我多し)ラインよりも足下に注意が必要な時に信頼できるドラッグがついているリールに感謝するはずです。

またちゃんとドラッグをかけてファイトすると、魚に常にプレッシャーをかける事ができるためにファイト時間がとても短縮出来ます。ファイト時間が長くなればなるほどフッキングした「穴」が広がりフライがすっぽ抜けることもよくあります。「ファイト時間の長さとバラシの可能性」は比例することをお忘れずに。

最近は$200(約2万円)前後でいいドラッグ付きのリールが購入出来ます、いい投資とお考えになってください。


ライン/ティペットについて

ラインはフローティングラインがあれば十分です。色はなんでもO.K.です。
テッペットは2,3,4,5,
6xを揃えて下さい。7xを持ってきてもあまり使うことはないと思います。7xでおっかなびっくりセットしてフッキングが甘くなるよりは、またやり取りが長くなってしまってファイト時間が長くなってしまうなら5Xでスパッーと引きよせたほうがいい、とジミーは思っています。特にダウンクロスで狙っていくなら5Xで十分です。
最近はフロロカーボンの見えにくいテッペットが出ていますので、ワンサイズ上のテッペットを使えますしね。周りのプロガイド連中は、今まで6xのシチュエーションだったのがフロロならば5xでO.K.という使い方をしています。


フライについて

アメリカ西部でのハッチはバラエティーに富んでいそうですが、要点を押さえていけばそれほどでもありません。

カディス(#10-20)
ベイティス(#18-22)
ペールモーニングダン(#12-18)
ミッジ(#20-24)
上記それぞれのニンフ(ピューパ)とイマージャーパターン

時期と場所によって、
サーモンフライ(#6-8)
グリーンドレイク(#10-12)
フラブ(#16-12)
キャリベイティス(#10-14)
トライコ(#20ー24)
アントやビートル、グラスホッパー等のテレストリアル
上記それぞれのニンフとイマージャーパターン(サーモンフライにイマージャーはありませんが(^_^)

以上を揃えていけばどこでもいい釣りが出来ます(こんな風に言い切ってしまう自分がコワイ)、だけどヘンリーズフォークとシルバークリーク、そして各スプリングクリークは別(笑)
実はジミーのフライボックスにはこれらのフライしか入っていないし、この限られたセレクションだけで十分釣りになっているからです。 だけど各フライ、1パターンだけではなく、ソラックスやCDCやパラシュート等の同じ虫でも違うパターンを持っていると難しい釣りになったとき有利です。
初めての釣り場にいくときは地元ショップに立ち寄り、フライを1ダース(12本)程、スタッフにピックアップしてもらい、ついでに詳しい情報を聞き出す、のが正しい(^_^)ショップ利用方でしょう。

詳しいハッチ・フライチャートはこちら


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