|ヘンリーズフォーク紹介|
(それぞれの写真をクリックすると拡大でご覧になれます)
地球上で一番美しいフライフィッシング環境と良く言われているヘンリーズフォーク。
アイランドパーク貯水湖からティートン川と合流してスネークリバーに注ぎ込むするまでの約160kmを正式名称Henry's Fork of Snake
Riverと呼びます。
アイランドパーク貯水湖から3マイル(約5キロ)は「ボックス・キャニオン」、ラスト チャンス周辺のアイダホ州公園となっている「ハリマンズ レイルロード ランチ」、ウオーム川の流れ込みからアッシュトンまで流域もフロート トリップで楽しめますし、アッシュトンからセント アンソニーもポイントへのアクセスが多くあります。 どのセクションもトラウトが沢山いて、素晴らしいフライフィッシング 環境を提供してくれています。
ヘンリーズフォークでの有名なセクションと言えば、ハリマンズ レイルロード ランチ(通称ランチ)です。
マイクロ・カレント(川の表面の流れがとても複雑)がいくつもに絡みながら蕩々と流れ、複数の種類のメイフライやカディスが同時にハッチするややこしい混成ハッチ、虫の豊富さ、そしてそこの恵まれた環境に育まれたワイルド(放流魚は一匹もいません)レインボーの強さ!
特にフッキングしたあとの一気にバッキングまで持って行く走りは特筆もの。ドラッグシステムがしっかりしたリールに感謝する一瞬です。
ジミーがヘンリーズフォークでいつも感心するのはその綺麗な素晴らしい釣り場が皆に開放されていて、ウエーディングも簡単で安全、なにかしらのハッチがあって(しかしこうやって書いちゃうといつもライズだらけという印象を与えてしまうようですね。はっきり書いておきましょう、ハッチがあってもライズが無い時はあります、それも頻繁に、川を一日中歩いて見つけたライズは3つ、と言う日もあります)50cm以上(時には60cm以上!)のいい型の魚が多く、フライとプリゼンテーションをちゃんと選んでくれる、というフライフィッシャーマンよだれタラタラ状態が当たり前のように存在しているということです。
ライズを探しながら川をブラブラ歩いているだけでとても幸せな、ゆったりした、やさしい気分になり、(こんな綺麗な清々しい釣り場はアメリカ内でも他にはないのでは?)ライズを見つけて静かにストーキング(もう緊張で心臓バクバク)、完璧なキャストで文句ないプリゼンテーション、ゆっくりと52cmレインボーが出てくれて、セット!一気に持って行かれるライン(アドレナリン放出ビンビン)、ファイトに苦労してネットに納め、しげしげとそのレインボーを見つめながら魚に感謝しながらリリース。
フ〜〜、、、とアドレナリンが出てしまった後の虚脱感と共に川縁に座り込めばどこまでも続く草原と遠くに見える山々。
これで貴方もヘンリーズフォークを彷徨う「ヘンリーズフォーク・フリーク」の一人になってしまったのです。
ボックス・キャニオンの40cm以上のレインボーはあまり頻繁にライズすることが無く(流れ全体が早瀬のためか?)ニンフ主体の釣りになることが多いです。
このセクションでジミーがよく使うシステムは、
ウエイトを付けずに
ビーズヘッドのニンフを
(カディスのハッチ時はセレンデピティ、ペールモーニングダンの時はフェザントテール)
ビーズヘッドから約1メートル50cmの上にヤーンのストライク インジケーターを付けて流す。
感じとしては「軽くニンフを中層に流してあげる」。
40cm以上のナイスサイズほど、そのストライクは静かでインジケーターがズボッと水中に没する事は無く、インジケーターがフッと止まるくらいが多いので気が抜けません。
日本からのフライフィッシャーマンはこのようなニンフの釣りに慣れていないのでわざわざドリフトボートを出してまで、、、という方が多いようですが、ランチ
セクションの釣りがスローになってしまっても夏場の日中でも涼しいボックス・キャニオンでは釣りになりますし、ポイントによってはボートから降りてライズをしている魚にキャスト、という釣りが出来ますので日本人の方も機会があれば是非一度フロートトリップをお試し下さい。
ジミーは夏場、午前中ランチでのドライフライ、ランチでのハッチが止まったらキャニオンでのフロート(短い距離なので2〜3時間の半日で終わる事が出来ます)、そしてイブニング、と一日フルコースでガイドすることもあります。
アメリカントラウトはヘンリーズフォーク財団 Henry's
Fork Foundation
をサポートしています。
Trout Hunter(レネ・ハロップで有名なヘンリーズフォーク横にあるショップ)
宿泊
Trout Hunter (ヘンリーズフォークの流れのすぐ横に新築された素晴らしいロッジ。1泊一部屋$125から。日本語での問い合わせメールも受け付けてくれます)
Hyde Last Chance Lodge(ドリフトボートを製作しているハイド社が経営するこぎれいなロッジ、ご希望によって朝食、夕食も出してくれます。一泊お一人$105から)
Angler's Lodge at Henry's Fork(ヘンリーズフォークの流れの目の前にあるロッジとレストラン、グループに最適なキャビンもあります、一泊一部屋$140から)
The Pines(綺麗なログキャビンを提供してくれます、キャビンなので自炊も可能、2〜6名様のグループに良いでしょう。ラストチャンスから車で10分。ワンベッドルームキャビン一泊$169から)
Henry's Fork Lodge(ヘンリーズフォーク周辺でNo.1の高級ロッジ ご予算的に宿泊は無理? かもしれないけど夕食(要予約)だけでもお試しあれ お一人一泊3食付き$350から)
A-Bar(呑むところとしては昔ながらの雰囲気があって良いところですが、ジミーは個人的にエー バーを宿泊先としてお薦めしていません その理由は?)
ウエストイエローストーン(ヘンリーズフォークまで車で40分。ヘンリーズフォークだけではなくマディソン川やイエローストーン国立公園内のファイアーホール、ギボンにもアクセス便利なフルサービスの町)
アクセス
もよりの空港はボウズマン(モンタナ州)空港(Bozeman)、車で2時間30分。
アイダホ・フォールズ(アイダホ州)空港(Idaho Falls)、車で2時間30分。
ソルト・レイク(ユタ州) 空港、車で5時間30分。